白濁とした
エメラルドグリーンのお湯は
めずらしい硫黄泉

かつら荘がある奥日光湯元の温泉は、白濁したエメラルドグリーンの温泉です。
硫黄の温泉は単純温泉などに比べると圧倒的に少なく、かつら荘ではこの天然温泉を源泉かけ流しでお楽しみいただいております。
泉温により色が変わり、温度が低いと濁っていて青白く、温度が高いと透き通って、緑がかった色になります。
※硫黄泉は、温泉水1kgの中に総硫黄が2mg以上含まれている温泉のことをいいます

エメラルドグリーンの温泉エメラルドグリーンの温泉
入浴施設 男湯:内湯1 露天風呂:1 / 女湯:内湯1 露天風呂:1
入浴時間 24時間入浴可能(清掃時間帯は除く)
泉質 硫黄泉
源泉温度 70℃ 内湯44℃~45℃ 露天風呂40℃~42℃
特徴 泉温により色が変化する。
効能 健康増進、疲労回復、色白美肌、病後の回復増進、 冷え性、慢性婦人病、慢性皮膚病、痔疾、糖尿病、 高血圧症、動脈硬化、すりきず、うちみ、くじき、 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺等
硫黄泉の特徴

硫黄泉の特徴

  • ・硫黄泉の大きな特徴はあの“卵が腐ったような臭い” しかし、硫化水素を含まない「単純硫黄泉」は臭いも“強烈”というほどではないようです。
  • ・お湯の色は、湧出直後のお湯の色は無色透明ですが、空気に触れて酸化すると白濁色に変化していきます。
    「単純硫黄泉」はお湯の色もエメラルドグリーンのような色合いに見えます。
  • ・湯の花は、硫黄泉の含有成分が空気に触れることで生まれる結晶です。

硫黄泉には
こんな効果があります

  • 1.血管を拡張させる作用

    硫黄泉は炭酸ガスと同様に皮膚から吸収され、血管を拡張させる作用があるようです。その効果、高血圧、動脈硬化や心臓疾患、脳卒中などの予防にもいいとされています。
  • 2.解毒作用

    硫黄には解毒作用もあり、肝臓の解毒機能を向上する助けになったり、金属中毒や薬物中毒を軽減する目的でも利用されています。慢性皮膚病、慢性関節疾患、慢性関節性リウマチ等にも良いとされます。
  • 3.殺菌効果で肌トラブルに

    硫黄泉は殺菌作用があり、あせも、きりきず、水虫などの慢性皮膚病に効果あるとされています。皮膚に住み着いている菌を殺菌する効果がありがんこな症状も繰り返し入浴すると、改善が期待できます。 また、アトピー性皮膚炎には硫黄泉は良くないという話もありますが、必ずしもそうではなくアトピー性皮膚炎にも殺菌作用が良いという説もあるようです。体調によってや肌に合わないなどの場合もありますので様子を見ながら入ってください。また温度が高いと刺激になりますので熱すぎる温泉は避けたほうがよいでしょう。
  • 4.お肌ツルツルに

    化粧品に硫黄の成分が入ったものがあるようにお肌にもとても良い特徴があります。まず、固くなった角質を硫黄が軟化させ溶かしてくれる作用があり、殺菌作用によりニキビ・吹き出物にも有効です。また硫黄泉は、肌に浸透しやすくその浸透力は水の10倍あると言われています。メラニンを分解する働きもあるとされていることから美白効果も期待されています。吹き出物もない白いお肌に導いてくれるなんて嬉しいかぎり!さすが「美肌の湯」と呼ばれるだけありますね。

気をつけること

  • 1.換気をする

    硫黄泉、特に硫化水素ガスが含まれている場合は刺激が強く、窓のない浴室のような換気の良くないところでは、中毒症状を起こす恐れがあります。たまにニュースで見る事もありますね。十分に換気をしながら入浴するようにしましょう。
  • 2.皮膚の弱い人は刺激に注意する

    一般的に湯の温度が高い傾向がある硫黄泉。それだけでも肌に刺激になりますし、 肌に合わない成分が直接触れることで、刺激が強すぎて逆効果になることがあります。 硫黄泉は、浴用・飲用とも、身体に強い作用を与えるため、病弱者・高齢者などは なるべく避けたほうがよいとされています。また赤ちゃんにも不向きと言えるでしょう。 そして皮膚や粘膜の弱い人は湯あたりや皮膚炎を起こしやすいので十分に注意して入浴してください。
  • 3.アクセサリーは外して入浴する

    硫化水素ガスは鉄、銀など一部の金属を酸化させる性質を持っているので、温泉に入る際にはネックレスやブレスレット、ピアスなどのアクセサリー類を外してお湯に浸かるようにしましょう。
    特にシルバーアクセサリーは湯気だけでも変色する事があるそうなので、脱衣所に置きっぱなしではなく、 カバンにしまうなどした方がよいでしょう。

抑えておきたい
基本の「入浴方法」

【HOW TO】soak in the hot spring baths.
Avoid taking baths after drinking alcohol, because alcohole makes you dizzy.

  • 1.かけ湯をする

    First, wash your body and hair before you soak in the bath water. Pour water over your body and get used to the temperature before enterning the tub.

  • 2.最初は半身浴で体を慣らす

    Let’s put half of the body in the bathtub at the beginning.

  • 3.露天風呂があるときは内湯から入って温まってから露天風呂へ

    Don't soak your towel and your hair. (If you are a long hair, I recommend you tie your hair.) Don't swim.

  • 4.一度に長風呂しすぎずに、途中で身体を洗ったり休憩しながら入る。

    When your body warms up, step out your upper body or wrist for breaks because soaking for too long would make you dizzy.

  • 5.あがり湯はあまりしない。

    Wipe your body lightly with your hand towel before you going back to the changing room.

  • 6.でたら水分と休息をしっかりとる。

    After taking bath, drink water.

...以上を参考にして入浴してください。

入浴マナー